地元を散策しました。

こんにちは。




先日、何気なく信号の夜間押しボタンの写真を撮ったら





めちゃめちゃ光っていて、竹取の翁みたいな気分になりました。







この「おしてください」がなんとなく浮き上がって見えるのも、テレパシーで自分の脳に直接訴えかけられているような感じになっています。




ただ、これは「なよ竹」ではなく「剛石(電柱)」なので、ここから生まれでてくる姫は確実に空手の達人であり、イシツブテみたいな顔をしています。







さて、最近とても暑いですが、みなさんいかがお過ごしですか。






ぼくは昨日の夕方、仕事が終わってから実家に帰ってきていました。



実家には犬が4匹いるのですが、彼らが寂しがっているのではないかと思ったからです。





同じ東京都内なので、新幹線や高速バスを使わなくても気軽に帰れるところがいいですね。




ただいま~










ちょうど夕飯時だったので、みんな飯にがっついていてぼくが帰ってきたことに気付きません。




なかなか食べ終わらないので、こちらから声をかけてみることにしましょう。




久しぶりのぼくの登場に犬たちは狂喜乱舞し、ひとしきり部屋の中を駆け回ったあと、最終的にはサンバを踊りだすに違いありません。







「むーちゃん(犬の名前)ただいま!!」




フガフガガツガツ





「むーちゃん」



フゴッフッフヌグゴッ




「おーい」



ンフーンフーモフモフ‥!!










チュンチュン‥





そんなことをしているうちに夜があけたので、ぼくは久しぶりに馴染みの地元を散策することにしました。







清澄庭園」にやってきました。






ここは半蔵門線清澄白河駅から徒歩3分ほどのところにある、日本庭園を思わせるような素敵な庭園です。


スカイツリーのある押上駅からも近いですね。




道に咲く花や小動物を愛でながら美しい庭園の中を散策できるという、まさに日本人の心の故郷ともいうべき場所です。



池にはコイとかちっこいエビ、カメ、カモなどの庶民的な動物たちがいます。




で、園の中には麩(ふ)が売られていて、その麩を池にいる動物たちにあげることができるんです。




普段の生活では「動物に餌をあげる」なんてなかなかできないですよね。





ぼくも久しぶりに「動物に餌をあげる」という謎の欲求を満たしたいと思います。




あげちゃうぞ~。





やっほ~い













おや?














さあ、早速中に入ってみましょう。










うわぁ~!庭園だぁ~!!





池の周りを散策していくと、いましたいました、コイやカメ。






ただ、餌やりが禁止になったからなのか、テンションが激低でした。



「死んだ魚の目」とは正にこのこと。


昔は大群で「餌くれ~!!」と寄ってきたコイたちも、今では人間など目に入らないようで、横を素通りしていきます。





時の流れというものは残酷ですね。





ただ、中には餌が欲しすぎて、わたしはコイではないですよと言わんばかりに「顔認証ができそう」というところまで人間に寄せてきているコイもいました。










そして飛び石。




飛び石を、なんか渡りたくなっちゃうあの心理ってなんなんでしょうか。



「いっそ、この世の全ての道が飛び石になればいいのに」




そんなことを思うのは、ぼくだけではないでしょう。




世界にあと2人くらいいるはずです。









この清澄庭園は、基本的には大きな池の周りを散策するようなコースになっているのですが、ちょっと奥まったところに行くと




ひらけた原っぱがあるので、ここでお昼を食べたり







東屋もあるので、陽射しが強い日も安心です。






しばらく歩くと橋がありました。






ん?






おねがい


「橋の両脇にある緑色の草(ジャノヒゲ)の上には、危険ですから踏んだり乗ったりしないでください」






コレのことですね。



しかし、注意されると逆にやりたくなってしまうのが人情というもの






えいっ!!






カッ!















危ないところでしたね。


爆風で今の住まい、山田町まで飛んできてしまいました。


今回は無事に着地できたから良かったものの、今度からはああいう注意書きはきちんと守った方が良さそうですね。



ちなみに、清澄庭園は一周すると40分くらいらしいのですが、ぼくは楽しかったので1時間半もいました。



みなさんも、近くに立ち寄った際には是非訪れてみて下さい。





ではまた。