ひとり暮らしでやりたかったこと①
みなさん、こんにちは。
最近とても暑いですね。
こんなに気温が高いと作り置きした料理や野菜たちがすぐダメになってしまいます。
流しの下の小松菜やニンジンも暑さでしおしおになっているに違いありません。
我が家には冷蔵庫がないので、食材たちは日々、サンサンと照りつける太陽光によって熱された地獄のような部屋でぼくの帰りを待っているわけですが
先日
ついに
やってきました。
これで生活のレベルがまた一歩前進しましたね。
ん?
はっ
そそそ‥
サイです。
野菜室からサイが出てきました。
野菜室から。
この冷蔵庫は友人から貰ったものなのですが、その野菜室にサイが住み着いていたとは驚きです。
冷蔵庫と共にうちにやって来てしまった以上、一緒に生活をしていくしかありません。
とはいえ、サイは草食の動物。
冷蔵庫の中の食材が食べられてしまうといけないので、普通にぼくの部屋で生活してもらうことにしました。
名前は『ステファニー』だそうです。
よろしくお願いします。
逆さまに撮ると鳥っぽくなります。
ところで、実はぼくには一人暮らしをしたあかつきには絶対にやりたいことがありました。
それは
アイスボックスの大人買いです。
アイスボックスというアイスをご存知でしょうか。
文字通り氷を砕いたような形状のアイスで、その氷に色々な味がつけられているんです。
1番ポピュラーなのはグレープフルーツ味で、たまに期間限定でメロンソーダ味やオレンジ味なんかがでたりしていますね。
1コ100円くらいで売っています。
実家だと冷凍庫の中には日常的に使うおかずなどがぎっしり詰まっていたため大人買いをしたくてもできませんでした。
しかし、現在ぼくは一人暮らし。
そして自分の冷蔵庫を手に入れた今、大人買いをしない理由などあるでしょうか。(ありません)
早速、Amazonで注文してみましょう。
高かったです。
ネットのお買い物は便利ですが、送料がかかってしまうのがネックですよね。
このままでは年収10円のぼくには到底手が届きません。
というわけで、近所のコンビニにやってきました。
自分の好きなアイスが大量に袋詰めされていくのを目の当たりにするとニヤニヤしてしまいますね。
コンビニの店員さんはそんなキモい笑みを浮かべるぼくを見て微笑んでいたので、恐らく「こんな遅い時間に部活(なんらかの運動部)の仲間への差し入れを買いに来た青年」だと思われたのですが、全部自分で食うので、何だか申し訳ない気持ちになりました。
自分の家の冷凍庫に、好きなアイスがギッシリ入っている光景はまさに極楽。
買った個数自体は1ダース(12個)という、バイトしてる高校生でも買えるくらいの数なのですが、冷凍室が小さいのでなんとなくそれっぽく見えます。
早速食べてみましょう。
アイスボックスの食べ方として有名なのは
ポカリスエットを流し込んで食べるやつですね。
炭酸飲料やお酒などと一緒に食べるのもおすすめだそうで、公式が「飲み物を流し込んで食べると美味しいよ」と言っているほどです。
ジョジョジョ~
いただきま~す
おいしい‥
やっぱり夏の夜はアイスですよね。
ただ美味しいというだけでなく、食べているだけで冷んやりと涼しくなるので暑さでイライラするこの時期には精神衛生上の効果もありそうです。
これからしばらくは仕事から帰って来たぼくをグレープフルーツ味の氷たちが迎えてくれるという夢のような生活が送れるとなると、もう喜びに満ち溢れざるを得ませんね。
あっという間に完食してしまいました。
食べてしまってもすぐ次があるって良いですね。この感覚を味わえることこそ大人買いの醍醐味と言えるでしょう。
もう一個食べちゃうぞぉ~。うひょうひょ。
飽きた。
2個目にして飽きてしまいました。
もう大丈夫です。
氷とはいえ、がっつりグレープフルーツの味がついているので、一度に摂取していい「すっぱさ」という味覚のキャパシティーを超えてしまった感があり、後半は口がアスタリスクのような形になっていたような気がします。
再び冷凍庫を見てみると、鷲掴みでレジまで持っていったため買ったときは気が付かなかったのですが、グレープフルーツの中にオレンジがなんか気まずそうな感じで混ざっていました。
程々の個数にしておいてよかったです。
やっぱり「もう少し食べたい」というところでやめておくのが真の幸せなのでしょう。
なんでも程々が良いとされるように、行きすぎた欲望は幸せを遠ざけてしまうのかも知れませんね。
この後ぼくは2個目のアイスを完食し、好奇心でオレンジ味も食べてみたところ普通に腹を壊したので、みなさんもアイスの食べ過ぎには注意して下さい。
ではまた。