公園の遊具を見ていて思うこと
みなさんこんにちは。
突然ですが、ぼくの家の近所には公園がたくさんあります。どのくらいあるかというと、たくさんあるのです。
公園といえば
こんな感じでなんらかの道具が置いてあったりしますよね。
例えばこれは
腹筋を鍛えるための道具だそうです。
ぐぐぐ‥
ぐ‥
ちなみに、この説明の下に書いてあった使用方法②では、この器具の形状が全く活かされていなくて面白かったです。
公園によっては、こんな立派な遊具があったりしますよね。
ぼくは小さい頃から、こういった遊具で遊ぶ度にこんなことを思っていました。
住めそう‥
そうなんです。
公園の遊具って、物によっては座ってお喋りできるような広いスペースがあったり、屋根のようなものがあったりして「もしかしたら住めるのでは?」と考えざるを得ない佇まいをしてると思うんですよね。
ということで今日は、ぼくの住んでいる地域
の公園の遊具の中で「どれが1番住みやすそうか」を調べてみることにしました。
何故そんなことをするのかというとヒマだからです。
公園の中には、こんな感じで完全に住みやすそうじゃないやつも紛れているので気をつけましょう。
さて、早速そこらへんの公園にやってきました。
うわぁ~デカいぃ~
いきなりすごい所に来てしまいましたね。
これだけの大きさがあれば当然移動できるスペースも多く、さぞ住みやすいに違いありません。
よく見ると橋が架かっていました。
家の中に橋が架かっているということは、この遊具はかつて『大改造!劇的ビフォーアフター』の番組内で匠によってリフォームが施されている可能性が高いので、耐久性や使いやすさは申し分ないはずです。
是非とも住みたいですね。
遊具内にはこのような正方形の床がいくつもあるため、ここが生活スペースになる気がするのですが、座ってお茶を飲んだりできる程度で足をのばしてくつろげるような広さはありませんね。
そして、実際に生活するとなれば、やはりぐっすりと眠れる快適な寝室が欲しいところ
寝室にするとしたらここでしょうか。
うーん
普通‥
この遊具、全体的にはとても大きいものの1つ1つのブロックの面積が小さくて、寝っ転がって休むことが出来ませんでした。
寝室は、成人男性なら肩がガッチリとホールドされる作りになっているので、寝相が悪くて悩んでいる方にはいいかも知れません。
どうやら全体的にどれほど大きくても、一つのまとまった広いスペースがないと住みやすい遊具とは言えないようです。
続いてはこちら。
円錐状の居住スペースに、またもや橋のようなものがくっついていますね。
この円錐の上は意外と広く、普通に寝っ転がれそうでした。
カセットコンロを持参すればタコパとかできそうですね。
円錐の周りにはたくさんの岩が埋め込まれており
このように「下駄箱」として使うことができます。
数えたら全部で91個の岩があったので、45人の友達と、
1体の「からかさ小僧」と一緒にタコパができる計算になりますね。
寝室はこれなんじゃないかと思って実際に寝てみたのですが
下にある鉄の輪が身体の節々に食い込み、自分がローストビーフになってしまう夢をみてうなされるのは間違いないのでおすすめできません。
上の円錐の部分で寝ればいいのかなと思ったものの、周りに柵などがないので、これでは落ちてしまいそうですね。
寝っころがれる広いスペースだけでなく安全性も、快適な住まいには必要なようです。
ちなみに、後ろには何やら動物がいました。
「ゾウかな?」と思って近づいてみると
「ゴリラ」と書いてありました。
ゴリラではないだろ。
次はこんな物件です。
各階が狭い。
話になりませんね。
階数は多いのですが、くつろげるスペースはなさそうです。
近づいてみると、はらぺこあおむし専用の出入り口みたいなのがありました。
寝室は明らかに腰に悪そうな形なので、敢えて触れないでおきましょう。
広いスペースを確保できないという点で、この遊具も住みやすさとは遠そうですね。
いろいろ見てゆく中で、ぼくはついにそれっぽい遊具を見つけました。
こちらです。
どっしりとした木造で温かみを感じますね。
これから夏になっていくということで、日陰が多いのもポイントが高いです。
今までネックだった広いスペースもこの通り。しかも、四方にはちゃんと柵があるので、寝ぼけて落ちる心配もありません。
おや?
何か引っかかっていますね。
どっかの会社の社員証でした。ガッツリ個人名が書いてあります。
どうやら先を越されてしまったようですね。
ぼくより先にこの遊具に目をつけていた人がいたなんて‥。
悔しい気持ちは山々ですが、表札の掛かっている物件に住むわけにはいかないので、諦めることにしましょう。
この後この会社に電話をして「そちらの会社に○○さんという方はいらっしゃいますか?」と聞いてみたところ、普通に社員証を探してたらしく、めちゃくちゃ感謝されました。
暫定的にはこの木造の遊具が1番住みやすそうだったわけですが
最初の方でお見せしたこの遊具が、遠近法によって小さく見えているだけで、実はめちゃくちゃ遠くにある40階建てくらいのエレベーター付きのタワーマンションであり、イースト地区とウェスト地区に分かれていて、中央の赤い部分には映画館、ボーリング場などのアミューズメント施設が併設されていた場合は、この遊具が1番住みやすそうということになります。(←?)
日が暮れてしまいました。
帰ろ‥。
おわり