「ストレス」の使い道
みなさん、こんにちは。
今日は仕事が休みなので、早起きしてエッチなことを考えていました。
突然ですが、ストレスって嫌ですよね。
4月も終わり、年度の切り替わりから1ヶ月が過ぎました。
小、中、高校では年度ごとにクラス替えがあったりしますし、新社会人の人なんかはもはやクラス替えどころの話ではなく、知っている人など誰もいない空間に放り出されるわけですが
「そろそろ慣れてきた」という人もいれば、「このクラスつまんねぇ、、」「この仕事を続けていけるのか不安だわ」という人もいるはずです。
感じの悪い上司、ムカつく先輩など、「人」が原因のストレスの他、「タンスに小指をぶつけた」「家の鍵がない」「うんこがでない」など、ほんの些細なことでストレスは溜まっていきますよね。
ストレスは今も昔もぼくたちにとって最も嫌なものの象徴であり「嫌だ!!」と思う気持ちそのものが=(イコール)ストレスだったりします。
「いっそのこと、ストレスなんか無くなってしまえばいいのに!!」
そんなことを思う日もあるんじゃないでしょうか。
でもね。
ちょっと思ったんですが、そもそもストレスって、ぼくたちに悪い影響しか及ぼさないものなのでしょうか?
実は、ぼくたちはストレスを有効利用する方法を義務教育で学んでいます。
「防衛機制」って聞いたことあるでしょうか?
なんだか、かっこいいワードですね。
ぼくは中学生の時に「心の安全装置」という謳い文句で保健の教科書に書いてあったこの言葉を知りました。
簡単に言うと自分の心を守る働きだそうで、いくつかの種類に分類できるのですが、その中に
「昇華」
というものがあります。
欲求不満のエネルギーをスポーツや芸術、仕事などに打ち込むことで消費し、社会や人に認められる形で解消することをいうらしいのですが
例えば‥
・失恋してマラソンを始める
・性的な欲求を仕事に打ち込み消費する
・むしゃくしゃした時の破壊衝動を部活で解消する
などがこれにあたるようです。
こういった欲求不満を反社会的に解消しようとすると、性犯罪、暴行などといった傷害や自殺のように、誰かを傷つけてしまうわけですね。
ときに人の命を終わらせてしまうほどストレスの持つエネルギーは大きいようで、そんなにも強力なエネルギーならば、それを自分にとって幸せな形で使わないのはもったいないな、というのが今日ぼくが言いたかったことです。
「うんこがでない」という負のエネルギーをきっかけに始めた野球で、甲子園に行っちゃおうというわけです。
ぼくは心理学の専門家ではないので、本当はここまで単純な話ではないでしょうし、人によって
「何に打ち込めばいいのか分からない」
「何かに打ち込んでストレスを発散している時間なんかない!」
という人もいると思います。
いわゆる「ブラック企業」に勤めている方や、忙しくてストレスフルな毎日を過ごしている方はそうかも知れません。
それは言うまでもなく、全然、全く悪いことではないのですが、日常的にどう頑張ってもゼロになることのないストレスの吐き出し方を工夫すれば、自分だけでなく自分の周りの環境も、今よりも色んな意味でより良い方向に向かっていくことは確かだと思います。
上に書いたように、犯罪というところまでいかなかったとしても、自分のイライラを誰かにぶつければ、負のエネルギーはどんどん増えていってしまいますよね。
そうではなくて、自分の中のストレスを、自分にとって良い形で発散できれば、この世はもっと平和になり、マラソン選手も増えると思います。
ではまた。